文章を書く時に気をつけていること

文章を書く時に気をつけていること

執筆しようと思うと、ついつい力んでしまって、何を書いたらいいかわからなくなってしまうことがあります。先日、知り合いのブックライターさんが「速ければ速いほど良い」と言っていて目から鱗でした。誤字脱字などは気にせず、とにかく一気に書くことがコツだそうです。これは一万文字以上の本を書く時には有効だと思いました。

では、ブログ記事やメルマガ、SNSなどに投稿する文章を書く時は、どうでしょうか? 私は、花森安治さんが雑誌「暮しの手帖」を手掛けた時に使用した「実用文十訓」を意識しています。

(1)やさしい言葉で書く
(2)外来語を避ける
(3)目に見えるように表現する
(4)短く書く
(5)余韻を残す
(6)大事なことは繰り返す
(7)頭でなく、心に訴える
(8)説得しようとしない(理詰めで話をすすめない)
(9)自己満足をしない
(10)一人のために書く

最近はついつい難しい言葉、目新しい言葉を使ってしまいがちです。ウェブマーケティング用語なども、ほぼカタカナで、本当に意味がわかっているのか自分でも怪しいです。もっと短く、心に訴える、さらに余韻を残せる文章を書けるようになったら、こんなにも嬉しいことはないと思います。

そして一人でもいいから響くように。ラブレターと同じですね。

あなたはどうでしょうか?
誰かを泣かせる文章、書いてますか?