人と比べない

人と比べない

こんな例え話をご存じでしょうか。

「空を飛ぶ」「走る」「泳ぐ」「木登り」の
訓練をする動物学校がありました。

うさぎは、走るのが得意ですが
空を飛ぶことができないので
とっても落ち込んでいました。

リスは木登りは得意ですが、
やっぱり空を飛ぶことはできません。
劣等感で、走ることも自信がなくなりました。

鷹は空を飛ぶことが大得意です!
でも、他のことは上手にできなかったので
自分のことを責めていました。
速く走ろうと足を痛めてしまいます。

アヒルは泳ぐことが得意でした。
しかし空は飛べません。
鷹を見て、自分はダメだと落ち込みました。

このお話を聞いて、何を想いましたか?

誰一人として同じ人はいません。
みんな、個性と特徴があります。

それを誰かと比較して、羨み、
その人みたいになろうと頑張る。
無理をする。自信を失う。

他と違って当然なんですよ。

誰かと比較するのではなく、
自分に与えられたものは何か?
と考え始めることで
喜びを見つけることができます。

人を羨むのは、自分に足りないものを
あえて探しているからです。

無いものばかりを数えていては
不満しか出てきません。

さて、あるものはなんですか?

すでに与えられているものを
探してみるのです。

そしたらね、きっとあるものに
感謝をしたくなってきますよ。

手がある。足がある。
五体満足であることに
感謝していますか?

呼吸できること、
夜になったら眠れること、
当たり前にできない方もいます。

家がある。
雨風を凌げること、感謝してますか?

家族がいる。
不平不満ばかりをぶつけていませんか?
世の中には、家族を亡くした方もいます。

ご飯がある。
咀嚼ができる。

消化してくれる胃がある。
排泄してくれる肛門がある。

感謝したこと、ありますか?


何か気づきがありますように。