本を手放す

本を手放す

2022年12月30日

私の本棚には、
読んでないけど気になる本が
たくさん置いてありました。

こういう本のことを「積読」と
呼ぶのかもしれませんね。


私の特技の一つに「速読」がありますが、
最近、なんだか本にも著者様にも
申し訳ない気持ちになってきました。

職業柄、たくさん本を読むのですが、
「意味のある読書」ができているかは
正直、自信がありません。

これからは一冊一冊と向き合って
大切に味わって読もうと思います。


さて、そんな私でしたが
ようやく今ある本を手放す覚悟をしました。

昔の私なら、すぐにブックオフに
売りに行っていたと思います。
現金化できることが嬉しかったからです。

人気作や話題作を新刊で買うので
ある程度の値段が付くと思います。
※元ブックオフのスタッフなので
なんとなく値段のイメージが付きます。

これは自分の利のため。


が、最近は、自分が住んでいる町の
図書館に寄付するようになりました。

もしまた読みたくなったら
図書館で借りればいいと思える。
町民が読んでくれたら嬉しい。
誰かが喜んでくれたら嬉しい。

他人の利のことを
考えられるようになったことが
個人的には成長したと感じました。


何か行動を起こす時、
自分のためか、誰かのためか、
この違いによって大きな違いがあります。

行動は同じでも
自分以外の人のために行動ができた時、
何とも言えない嬉しさが込み上げてきます。


あたなは、誰かのために何をしますか?