味わうアーカイブ - 自己流スローライフ推奨委員会

久しぶりの雪。子供の頃は嬉しくて仕方がなかったけど、大人になると「雪かきしなくちゃ」「車が滑らないかな」「凍結しないといいな」そんなことばかりが気になります。私たち人間は、大人になると思考回路が現実的になるようです。無条件に楽しい！嬉しい！という感覚は大人になるとどんどん鈍ってしまいます。 私はRPG（ロールプレイングゲーム）のようにいろいろなことに関する経験値を増やして、「レベルアップ」していくのが好きです。あらゆる経験をすることによって人間としての「深み」が出てくると思っています。この経験とは、楽しいことばかりでなく、苦しいこと、辛いこと、悲しいことなど「本当は経験したくないけど来ちゃった・・・」ということに関しては二倍の速度でレベルが上がっていくような気がしています。だからこそ、自分にとって良くないことが起こってしまった時には「あ、レベルアップの時期が来た。二倍だ。」と思うようにしています。 それでもどうしても苦しい時は苦しみを味わう時期が来たのだと解釈します。私はこれまで、ネガティブな感情を見て見ぬふりをしてきました。ネガティブよりポジティブになろうと必死に自分自身をだまし続けてきました。だけど、私自身に対する嘘は私には隠すことができません。正当化しようとする私と罪悪感でいっぱいになる私。どちらも私ですが、どちらが正しいかで判断すると苦しくなります。だからこそ、感情を味わうのです。 本当は苦しい！本当は悲しい！こんなことを思っちゃダメだけどどうしても腹が立つ！むかつく！もうやりたくない！逃げてしまいたい！もっともっと自分に正直にもっともっと素直になっていいのです。人間は完璧ではありませんからね。もし仮に完璧な人間がいたとしたらそれはきっと機械なんだと思います。 機械には感情がありません。だから失敗してがっかりすることもないし大切な人が離れてしまって涙することもない。同時に、雪が降ってテンションが上がったり美味しい食事にワクワクすることもない。感情は、神様からのギフトかもしれません。だからこそ、自分にとって良くないと思った感情でもじっくりまったり味わってみる。なぜなら、人間レベルで良くないと感じた感情でも長い目で見たら、必要な感情かもしれないから。そこから何を感じ取るのか？ ひとりで考えているとグルグルしてどんどん悪い方に考えるかもしれません。そんな時は、誰かに聞いてもらうのです。身近な人や知り合いには言いにくいことも全く知らない第三者の人になら言えることもある。私は今、家族にも話せないこと、とても恥ずかしいこと、不道徳で醜いこと、どうにもならないことに対する不平不満など全てをさらけ出せる仲間がいます。年齢も住んでいるところもバラバラ。オンラインで話をしただけのメンバーですが強い信頼関係で結ばれています。不思議なことに自分では「罪」だと思っていたことも打ち明けてみると大丈夫になるのです。これまでひとりで抱えていたことが嘘のように気持ちが楽になります。私たちは今、オンラインで繋がっています。ここの存在のおかげで、私は穏やかに過ごせていると思います。もちろん、他にもいろいろありますが。もし今、穏やかな気持ちになれない方、とても悲しいことや苦しいことがあった方、ひとりで感情を味わえない方がいたら、ちょっとだけ、覗いてみてください↓https://selfstyleslow.life/eden/あなたの心に平穏と平安が訪れますように。

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【執筆セラピー】痛みとは？

雪の日の朝